イノベーション・ブリッジによるひろしま未来協創プロジェクト

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    取組内容

    広島修道大学

    2014年度から始まった学部横断型「地域イノベーションコース」は、2年目にはPBL型授業を開始し、来年度からサービスラーニング、さらにポートランド・グローカル・イノベーションセミナーの実施へと進化します。「ひろみらプロジェクト」の教育領域と社会貢献領域は「ちぃスタ(地域協創スタジオ)」において融合しており、この地域拠点を中心に連携自治体と協働で中山間地域や都市部の課題解決に向け、学生が主体となって地域活動を実践しています。広島修道大学の教育・研究・社会貢献活動は、“地域イノベーション人材”育成に向け、着実にあゆみ続けています。

    具体的な取組事例

    具体的な取組事例(PDF:13.65MB)

    学生・教員インタビュー

    インタビュー

    広島修道大学の「ひろみらプロジェクト(ひろしま未来協創プロジェクト)」は、学生の教育、教員の研究を地域課題の解決につなげ、地域活性化をはかる取り組みです。「イノベーションスキル」こそが社会に出たあとの武器になるとして、力を入れています。

    《この方々に伺いました》
    人間環境学部人間環境学科 2年 沖尾 祥之さん  
    商学部経営学科 1年 五十嵐 紗月さん
    広島修道大学 副学長/ひろしま未来協創センター長 人文学部 山川 肖美教授
    ひろしま未来協創センター次長 法学部 森河 亮教授
    ひろしま未来協創センター 人間環境学部 木原 一郎講師
    ひろしま未来協創センター 種田 朗事務部長


    大切な基礎の部分がつまった地域志向科目

    沖尾さん 昨年受講した「ひろしま未来協創特講」が印象に残っています。自分の名刺をつくったり、キャッチコピーをつけたポスターをつくって地域の人にPR したりというもので、情報を整理する力、発信する力を磨きました。今年は廿日市市の中山間地域にある廃校を舞台に、過疎地域をどう盛り上げていくかを考えました。他にも廿日市のジャム屋さんがブランド化したいという思いがあってそこに協力したり、人間環境学部三浦ゼミの皆さんが商品化した地元の人が飲んでいた野草茶の発信に協力したり、園芸で有名だった町だけどその力も弱まってきている西広島で由緒ある園芸屋さんに協力してもらって盆栽を若い人にアピールしたりしました。いろいろ失敗もあって、魅力を見つける力や気づく力をもっとつけなきゃと思いました。大切な基礎の部分がつまった講義だったと思います。自分が行きたい地域へ実際に話をしに行くという経験をして、地域の人との距離が近くなった気がします。今、学部の授業で中山間地域の獣害問題や里山の荒廃といった問題について学んでいます。地域イノベーションコースで知った廿日市もそういった問題に悩んでいるので、学部で学んだものを活かしてその解決に関わっていけたらと思います。

    五十嵐さん 「地域イノベーション論」の授業では「ファシリテーターとは何か」を考えています。コミュニケーションやファシリテーションの能力が身につき、街を歩いていても「これはイノベーションかも」「次のレポートに使えるな」と思うことをメモするようになり、アンテナが高くなったように思います。来年からのゼミでは企業分析の授業があり、いま興味があるLCCについて研究したいと思っています。今は下積み。2年生になって早く地域に出たいです。


    “地域イノベーションコース”新設 教育を受ける立場から学びをつくる立場へ

    山川教授 昨年度から始まった「地域イノベーションコース」は、教育を受ける立場から自分たちが学びをつくる立場へと移行するような設定にしています。先生方がどういった教育を提供するのかも大事だけど、それを学生たちが自分たちでどういう風に学びとして落とし込めるかのほうがより大事。学生になぜこのコースをとったのかというアンケートをとったときに、「仕事に活かしたい」というのが一番多かった。何も武器がない状況で働くよりも、イノベーションスキルを持ったほうがいいという意識があるのではないでしょうか。

    木原講師 だいたい平均で20〜30 人の学生が、週末に日帰りでフィールドに出ます。地域で選ぶ学生もいれば、暮らしのイノベーション、交流のイノベーション、街区のイノベーションといった各自治体ごとに掲げたテーマ性で選んでくる学生もいます。事前にテーマを理解して入ってきてくれるので、こちらとしては講義を進めやすいです。活動が少しずつ認知されてきて、関わってみたいという声が外からかかるようになりました。広がっていると実感しています。

    地域と一緒に学生をあたたかく育てていく

    森河教授 技術を持たない文系で、なかなかうまく地域課題解決はできないかもしれませんが、一緒にあたたかく育てていってくれませんかとお伺いして、それでもいいと手を挙げてくれるところと関係づくりをしています。課題解決の進め方も学生のスピードを考慮していただいていますが、対等な立場で関わっていくことが大切です。

    木原講師 地域に対しては「学生は入れ替わります」という説明をしています。そして学生は手伝いにきているわけではなく、地域の方々が自分で続けていかなければいけないんだということをご理解いただけるようにしています。ですので学生がいない間に話が進んでいることもあり、それに学生が一生懸命ついていかなければならないときもあります。地域の方から提案をいただくこともあるようです。

    インタビュー抜粋版(PDF:742KB)


    • インタビュー詳細版はこちら

    インタビュー詳細版(PDFファイル:669KB)

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